八幡一番街写真 土谷不動産コレクション

  八幡一番街商店会長で土谷不動産社長の土谷幸司氏より、昭和に撮影された写真(デジタルデータ化)の寄贈を受けました。

○土谷不動産 https://madrigal.co.jp/


八幡一番街、おそらく1960年代に撮影(写真提供/八幡一番街商店会会長・土谷不動産社長 土谷幸司氏)



 上の写真のシャッターの前に積まれた木箱には、「弘前市農協」「マルカ出荷組合」と書かれています。

 子どもたちのポーズ「シェー」は、赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」のキャラクターであるイヤミが行ったものです。イヤミはフランス帰りのきざな男で、「イヤミバレエの発表会」の回で「シェー」のポーズが登場するとのこと。
左の人物がイヤミ(『「おそ松くん」と昭和こども社会 シェーの時代』


 『週刊 少年サンデー』で漫画「おそ松くん」の連載が始まったのは、1962(昭和37)年4月で、テレビアニメの「おそ松くん」(制作/スタジオゼロ・毎日放送)は、毎日放送系列で1966(昭和41)年2月5日~1967(昭和42)年3月25日に放送されています。
『おそ松くん』 第1巻


八幡一番街、おそらく1960年代に撮影(写真提供/八幡一番街商店会会長・土谷不動産社長 土谷幸司氏)

 上の写真の人形は、おそらく、まぶたが開いたり閉じたりするタイプ(スリープアイ)で、ソフトビニール(ソフビ)製ではないかと考えられます。昭和の初めにはセルロイドがおもちゃに使われていましたが、1950年代に発火の危険性から使用が規制されました。その代替品としてソフトビニールが人形などに広く使われるようになりました。

土谷不動産内観、おそらく1970年代に撮影(写真提供/八幡一番街商店会会長・土谷不動産社長 土谷幸司氏)

土谷不動産内観、おそらく1970年代に撮影(写真提供/八幡一番街商店会会長・土谷不動産社長 土谷幸司氏)

土谷不動産外観、おそらく1970年代に撮影(写真提供/八幡一番街商店会会長・土谷不動産社長 土谷幸司氏)
土谷不動産外観、2024年10月に撮影(写真/『クラナリ』

■主な参考資料
私の原点『おそ松くん』 赤塚不二夫『おそ松くん ベスト・セレクション』解説

 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!!

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